2017年こそモバイルフレンドリーなサイトでモバイルファーストインデックスの到来に備えよう

無断転載禁止 2017年こそモバイルフレンドリーなサイトでモバイルファーストインデックスの到来に備えよう

突然ですが、Webサイトのスマホ対応してますか?

ちょっと前までは「PCサイトだけ作って!」という依頼が多かったのですが、最近ではほとんどの依頼がレスポンシブサイトです。2015年のGoogleの調査でPCからの検索数をスマホが上回ったという発表もあり、スマホサイトの重要性をあらためて見直すクライアントさまが多いようです。

そして、ご存知でしたか?最近のGoogle検索には、Webページがスマホ用に最適化されていないと検索順位に影響が出るといった仕組みが取り入れられているんです。まさにいま、Webサイトへのスマホ対応はWeb集客において重要なポイントとなっているということなのです。

「知らなかった…!」そんな方のために、2大キーワード「モバイルフレンドリー」「モバイルファーストインデックス」についてカンタンにご説明します。

 

モバイルフレンドリー

「モバイルフレンドリー」とは?

モバイルフレンドリーとは、2015年4月21日にGoogleが実装したアルゴリズム(検索結果の順位を決めるための基準や方法)のことで、具体的には「スマホでの閲覧に適したWebページであれば順位を上昇させ、そうでない場合は順位が引き下げられる仕組み」です。

Mobile Friendly Websites
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/?hl=ja

ウチのサイトはモバイルフレンドリー?

自分のWebサイトがモバイルフレンドリーかどうかを調べるためのツールが用意されています。
下記にGoogleからURLを入力するだけで簡単にチェックができますので、この機会にチェックしてみてください。

モバイルフレンドリー テスト
https://search.google.com/search-console/mobile-friendly?hl=ja

Screen Shot 2017-01-17 at 15.10.17

テストの結果によっては対応をご検討される方もいらっしゃるかと思います。
対応にはWeb制作知識がないと改善できない項目が多いので、結果をWebサイトの担当者や制作会社に伝え、今後の方針についていっしょに相談してみるとよいと思います。

モバイルフレンドリーチェック項目

「チェックに引っかかってしまったけど、なにがいけないの?」
そんな場合は、下記の項目を確認してみてください。

①Flashのコンテンツが埋め込まれていませんか?
Flashで作成されたコンテンツはほとんどのモバイル端末で再生できません。

②Viewportを指定していますか?
Viewportを指定していないWebページというのは、端末に合わせてページのサイズとスケーリングを調整出来ていない状態です。
ユーザーがページの拡大・縮小などの動作が繰り返し行わなければいけないので、スマホ用に最適化されていないとみなされるのです。

ビューポートを設定する
https://developers.google.com/speed/docs/insights/ConfigureViewport?hl=ja

③フォントサイズが小さくありませんか?
ただでさえ小さなスマホの画面なのに、文字が小さくて読みづらい!そんなWebページもいただけません。
Googleの推奨するフォントサイズは16px、行間は1.2emなので、ガイドラインを参考に変更しましょう。

読みやすいフォント サイズを使用する
https://developers.google.com/speed/docs/insights/UseLegibleFontSizes

④タップが可能な領域同士の位置が近すぎませんか?
リンクやボタンなどのタップ可能な要素同士が近すぎると、ユーザーが間違えて誤ったターゲットをタップして困惑する原因となるため、これもいただけません。
適正なサイズや間隔を確保する必要があります。

 

モバイルファーストインデックス

「モバイルファーストインデックス」とは?

モバイルフレンドリーに加え、2016年11月5日のGoogleウェブマスターブログで、今後Webサイトを作る際にはモバイル対応を無視できない発表がありました。

モバイルファーストインデックスに向けて
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html

至極ざっくりいうと、「最近スマホで検索する人ばっかだから、PCサイトは見ないでスマホサイトをメインにクロールするね」ということです。
PCサイトだけ運営していたとしても、スマホ用に最適化されたWebページが存在しなければ、そのページが「ググる」という生存競争において自然淘汰されてしまうということが近い未来におこってしまいます。

その結果、「こないだまでは”赤坂 web制作” で検索すれば1ページ目に表示されてたのに、今は30ページ目に表示されているううう!!!」なんてことに。
実装時期については不明ですが、Webサイトを運営されている方はスマホ対応についてちょこっとでも念頭に置いていただくと、明るい未来が待っているのではないかと思います。

 

スマホ対応しよう

Googleがモバイル対応を推しているのはなぜか?自分なりにと考えてみたのですが、それは、彼らの信条のひとつでもある「ユーザーの利便性」が背景にあると思います。その時代のインターネット利用スタイルに合わせたユーザーへの配慮がなされているかどうかが検索結果の評価基準として重要だと考えているのは当然なんだろうなと思いました。

ユーザーの置かれた状況を配慮し、ユーザーが十分にメリットを享受できるWebサイトを作ることができれば、おのずと自社のメリットに繋がります。

というわけで、2017年こそモバイル対応に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、近日中に弊社のWebサイトもリニューアルしますのでお楽しみに。

 

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御見積もりの際に「suzuki」の記事を読んだと言ってください。

 

とても参考にしたサイト

Mobile Friendly Websites
モバイルファーストインデックスに向けて