テクノロジーの進化は止まりません。
近年、生成AIの進化と普及が凄まじく、私たちの日常生活や仕事のあり方に大きな影響を与えています。
本記事では、私が日々使用している生成AIについて、その特徴や活用方法についてご紹介します。
CONTENTS
よく使用している生成AIについて
私がよく使用している生成AIは主に「ChatGPT」です。
今までは無料版を使用していましたが、最近は機能が強化された有料版に切り替えました。
ChatGPTは、OpenAI社が開発した生成AIです。
AIが膨大なデータを基に学習しており、対話型でユーザーの質問に対して、自然な言葉で応答します。プログラミングのサポートや文章の作成、編集、学習支援など、幅広い用途に活用することができます。また、専門知識の説明、アイデアの提供など、ユーザー個別のニーズに合わせて柔軟に対応できるのが特徴です。
ウェブサイトにアクセスするだけで簡単にご利用できますが、アカウント登録がない状態及び非ログイン状態ですと、チャット履歴が保存されないので、注意が必要です。チャット内容を見返したい方や別のGPTモデルをご利用されたい方はアカウント登録することをおすすめします。
実際の活用方法
生成AIをどのように活用しているか、業務とプライベートに分けてご紹介します。
業務での活用方法
コーディングのサポート
業務での生成AIの活用についてですが、9割方はコーディングのサポートです。
書いたコードが上手く動かない場合は、問題箇所をAIに尋ねてみたり、最適なコードの記述方法やロジックの組み方について等のアイデアをもらったりします。
ただし、AI側が提案したコードが上手く動いてくれない時もあるので、聞き方を工夫しながらコーディングのサポートとして活用しています。
メール文の添削
業務の中で様々なメールのやり取りをするのですが、メールを作成している途中で「敬語の使い方大丈夫かな?」、「文法的に問題ないかな?」と不安になってくるときがあります。
その際は、疑問点となる文章を細かくAIにチェックさせてみたり、他の言い回しが無いかアイデアをもらったりして参考にしています。
翻訳
今まで主にGoogle翻訳やDeepLの翻訳ツールを良く使用していました。
ChatGPTでも翻訳できることを知ると、実際に英語から日本語への翻訳をさせたり日本語から英語への翻訳をさせています。
日本語から英語へ翻訳するパターンについてですが、検索エンジンで英語での検索キーワードが良く思いつかない時に、まずは日本語で調べたいものをまとめ、英語でどのように聞くべきかをAIに聞いています。
プライベートでの活用方法
業務だけでなく、プライベートでも生成AIを活用しています。
学習のサポート
主に英語とプログラミングの学習で活用しています。
英語の学習では、ライティングスキルを上げるために、自分が書いた英文をAIに添削してもらっています。文法的な誤りを指摘してくれたり、別の言い換え表現の意見をもらったりしています。
プログラミング学習では、自分が試しに作ったコードをリファクタリングさせたり、インターネット上で調べて他の方が書いたコードの仕組みが良く分からない時は、きちんと仕組みが理解できるまで細かく質問して聞いています。
翻訳
業務の活用方法と重なりますが、主に英語から日本語への翻訳や、日本語から英語へ翻訳する際に活用しています。
相談ごと
誰にも相談できない時や、一人で思い悩んでいる時がある際に、まずは悩みごとをAIに共有しています。人間との相談とは異なりますが、悩みに対してAIが様々な意見や解決策を出してくれるので、気持ちが少し楽になる時があります。
画像生成
ChatGPTには「DALL·E 3」と呼ばれる画像生成モデルがあります。画像生成を行うためにプロンプトを書く必要があるのですが、
まずはChatGPT本体からプロンプトの書き方を教わったり、出力させたい画像やイラストの内容のイメージを共有し、効率的なプロンプトの書き方のアイデアをもらったりしています。
自分が感じた生成AI活用のメリットとデメリット
今まで生成AIを色々使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
新しい視点の獲得:
AIとやり取りをする中で、自分が今までに無かった新たな視点やアイデアを得ることができました。
好きなタイミングでサポートが得られる:
自分が好きなタイミングで気軽に質問したり、迅速にサポートをもらうことができるのでとても役に立つなと感じました。
デメリット
情報の正確性は確認が必要:
ChatGPTではページ下部に「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」と注意書きがある通り、誤った情報も提供されることから、正しい情報なのかしっかり見極める必要があります。
プライバシーやセキュリティの懸念:
ChatGPTのデフォルトでは、ユーザーが設定を変更しない限り、会話内容は学習に使われるので、機密情報や個人情報を入力しないように注意が必要です。 また、他社の生成AIを利用する際も個人情報や機密情報の入力に気をつける必要があります。
過度の依存のリスク:
いつでもどこでもインターネットに繋がっていれば、すぐに生成AIを利用できて便利な反面、些細なことでもAIに頼る癖がつき、長期的に自分の判断能力が低下するリスクが心配です。
さいごに
普段自分がよく使っている生成AI「ChatGPT」についてご紹介しました。
生成AIは非常に便利で強力なツールですが、正しく活用するためには適切な理解と判断が必要だと感じました。
また、技術の進化は自分の想像以上にとても速く、生成AIも今後更に進化していくと思いますが、どのような形で進化していくのか、またこれからの日常生活にどのような変化を与えるのかとても興味深いです。