睦月も終わりに近づいた土曜日、人形町方面に所用があったこともあって、陽気に誘われて散歩がてらに神社を巡ってみようかと出かけてみた
徒歩で周れる神社巡り
兜神社
日本橋で地下鉄にサヨナラして、東京証券取引所を右手にみつつ、首都高の高架下にひっそりと佇む「兜神社」を参拝
東京証券取引所本館の北、道路を挟んで日本橋川の辺に小さな神社があります(日本橋兜町1-8)。これが証券界の守り神とされる兜神社です。
引用元:株式会社東京証券取引所
由来によれば、創建は明治十一年五月、東京証券取引所の前身となる東京株式取引所を設けるにあたり取引所関係者の信仰の象徴と鎮守として造営されたとのこと
が、境内に安置されている「兜岩」は、前九年の役(西暦1050年代)のころ、源義家が東征のみぎりこの岩に兜をかけて戦勝を祈願したことから兜岩と呼ぶようになり、兜町という町名の由来にもなっている・・・
ん?神社より先に岩があったのか???
その岩が最初の画像
水天宮
次は、兜神社から歩いて10分足らずの水天宮
以前に来た時はまだ建て替え前の社でしたが、今は新しく綺麗になっていました(平成二十八年に完成)
水天宮は中央区日本橋蛎殻町のお宮(神社)で、安産・子授け・七五三・初宮・芸能祈願・水難除けなどのご利益で知られています。
引用元:水天宮
信仰されている方が多い証なんでしょうかね
こちらも、創建は文政元年(西暦1818年)というので、神社の中では新しいお社の感
創建当時は現在の港区あった久留米藩邸に久留米城下に鎮座していた水天宮の分霊を祀ったことに始まり、明治維新後に蛎殻町に遷座されたとのこと
藩邸にあったころに、毎月五日にだけ開放され民衆の参拝が許され、その中で参拝の妊婦が鈴之緒のお下がりを頂いて腹帯として安産を祈願したところ、ことのほか安産だったことから、このことが広まり今では安産祈願の名所?になっているらしい
茶ノ木神社
しかし、兜神社にしても水天宮にしても、コンクリートに囲まれた境内なので、自分的には神社っぽくなく、木に囲まれた神社は無いかと、また10分ほど散歩していると・・・
木に囲まれているというよりは、木が生えていた神社
茶ノ木神社
茶の木神社は日本橋七福神の「布袋様」の担当です。
引用元:人形町ゆるりお散歩ガイド
創建などの歴史は判りませんが、江戸時代に下総佐倉城主堀田家中屋敷の中に守護神として祀られたとあります
たまたまなんですが、兜神社と茶ノ木神社の御祭神は倉稲魂命だということ、水天宮と茶ノ木神社は江戸時代は藩邸内に鎮座されていたこと、それぞれ何らかのつながりがあるのかも、と感じた次第
三社を巡ってみて、思うこと
三社を巡ってみて…
茶ノ木神社に向かっている途中で、梅の良い香りが漂っていました(たぶん梅だと思う・・・たぶん)
梅と言えば、水戸偕楽園
偕楽園は、水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭(烈公1800~1860)が自ら造園構想を練り、創設したもので、特に好文亭については斉昭がその位置や建設意匠を定めたと言われています。
引用元:茨城県営都市公園オフィシャルサイト
今、ホームページを見ると、2月18日から梅まつりが開催されるとのこと
あぁ、また無計画な「お出かけ」をしてしまいそうな予感