基礎編である前回の記事では『Download Manager』を使ってリスト形式で並べるご紹介をしましたが、今回はショートコードを設置しカテゴリーごとにツリー形式でダウンロードリンクを並べる方法をご紹介します。
CONTENTS
WPDM Extended Short-codesのインストール方法
カテゴリーごとにツリー形式で表示させるショートコードを使えるようにするために、まず『Download Manager』を強化するプラグインの『WPDM Extended Short-codes』をインストールする必要があります。
主な機能
『Download Manager』の拡張機能みたいなプラグインで、ショートコードでカテゴリーごとに分けられたダウンロードリンクがツリー形式で表示されることが可能になります。
インストール方法
wordpress管理画面の「プラグイン」→「新規追加」→検索だとプラグインが見つからないので(2017年2月現在)、下記の手順でインストールします。
1.まずはこちらでダウンロードします。
2.ダウンロードしたらフォルダごと、任意のwordpressサイトのフォルダの中にある「wp-content」フォルダ配下の「plugins」フォルダの中に入れます。
3.WPの管理画面にログインし、プラグインを有効化して完了です。
ショートコードの使用方法
1.ファイルをアップロードします。
→設置方法は前回の記事:ファイルアップロードする方法を参照して下さい
※この際Categoriesにて任意のカテゴリーに指定してください。指定することでカテゴリー分けにツリー形式で表示することが可能になります。
2.任意の固定ページか投稿ページに下記のコードを書きます。
[wpdm_tree category=”***カテゴリースラッグ***”]
※カテゴリースラッグの確認は下記の手順でできます。
①WP管理画面にて「Downloads」クリックします。
②「Categories」をクリックします。
③確認したい任意のカテゴリーの「編集」または、「クリック編集」をクリックして確認できます。
すると下図のように指定したカテゴリーのダウンロードリンクがまとまってツリー形式で表示します。
デフォルトでは上図のように表示されますが、もちろんcssで上書きすれば下図のようにレイアウトを変えることも可能です。
補足
・リストの並び順は公開日が新しい順に上から並んでいきます。
・デフォルトでは、ダウンロードリンクをクリックすると直接ダウンロードは始まらずにダウンロードページへと移動します。ショートコードに、あるコードを追記すれば直接ダウンロードすることも可能です。詳細は次の項でご紹介します。
ダウンロードページの解説
WPDM Extended Short-codesの仕様で、出力されたリンクをクリックするとダウンロードページへと飛ぶようになります。
以下はダウンロードページに表示される各項目を解説していきます。
※もちろん、cssで項目を非表示、デザインの変更をすることも可能です。
①Download:ダウンロードされた回数。
②Stock:ダウンロード制限をかけた場合のダウンロード数の残りの数値。制限をかけてない場合は無限表記で表示。
③File size:ファイルサイズ。
④Create date:公開日。
⑤Download:ダウンロードリンク。
補足1:ダウンロードページにコメントや備考を載せる
ダウンロードページにコメントや備考を載せることもできます。
コメントは下図のようにダウンロードリンクを設置する際に記載した場合・・・
このようにコメントを表示させることも可能です!
補足2:リンクから直接ダウンロードする仕様に変更する
※ダウンロードページを介さずリンクから直接ダウンロードする仕様に変更するには下記のショートコードを追記すれば可能です。
[wpdm_tree download_link=1 category=”カテゴリーのスラッグ”]
まとめ
Download Managerに拡張機能を持たせるプラグインはWPDM Extended Short-codes以外にショートコードでダウンロードボタンを装飾させるなどのプラグインがあります。
英語ページですがhttps://www.wpdownloadmanager.com/で他のプラグインも探してみてください。