プログラマーの神器、トラックボール(その2)

無断転載禁止 プログラマーの神器、トラックボール(その2)

トラックボール、使っていますか!!!

まだ使っていないのであれば、是非、検討してみてください。
マウスと同じポインティングデバイスに分類されますが、マウスより断然使いやすい、と私は思っています。

前回の記事はこちら→プログラマーの神器、トラックボール。3つの利点

<利点4!>手首への負担が少ない

マウスを動かすとき、どのように動かしているでしょうか。おそらく、主に手首を支点にして前後左右に動かしていると思います。

あまり沢山マウスを使うと腕がパンパン、なんてこともあるのではないでしょうか。

ところが!トラックボールなら親指をちょこちょこと動かすだけなので、手首への負担はほとんどありません。

カーソルをドラッグするときも、人差し指でクリックしつつ親指でボールを回転させるだけです。
マウスのように人差し指は上からボタンを押さえつけ、手首では本体を持ち上げようとする、なんて不自然極まりない動作をする必要はないのです。

<利点5!>慣性でカーソルの長距離移動も楽々

マウスでカーソルを動かすときは、当たり前ではありますが、マウスを動かした分だけカーソルが動くと思います。

マウスを勢い良く動かせばカーソルも勢い良く動きますが、移動する距離は変わりません。

ところが!トラックボールは勢い良く動かせば、指を離した後も慣性でボールが余分に回転するので、カーソルはその分長い距離移動できます。

もちろん、指を離す前にボールの回転をきちんと止めれば、狙ったところにカーソルを合わせられます。
感覚としては、スマホのスクロールに近いでしょうか。

勢い良くスクロールすれば沢山スクロールできて、少しだけスクロールしたいときは必要な分動かしたら止める。それと同じような感覚でカーソルを操作できます。

トラックボールの掃除

前回、トラックボールの欠点として「マウスより頻繁に掃除が必要」と書きましたが、「掃除って何すんの?なんか意味あるの?めんどくさいのは使いたくないよ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

今回は実際何をどう掃除するのかを少しご紹介しようかと思います。(もちろん機種によって違いはあると思いますが、一例として参考にしてください。)

トラックボールのどこが一番汚れるかというと、ボールを支えているポイントになります。
下の画像はトラックボールのボールを取り外したところですが、この赤丸で囲った部分にどうしても汚れがたまってしまいます。

ボールを外したちょっとはずかしいトラックボール

ボールを外したちょっとはずかしいトラックボール


なので、たまにボールを外してちょいちょいとゴミを取ってやる必要があります。そんなにひどくこびりつくものでもないので、ティッシュか何かで底の穴に向けて落としてやればいいでしょう。レーザー部分に入らないように、という点だけ気をつけます。

ボールは底の穴から押してやれば手で簡単に外れます。かといってひっくり返しても外れない、絶妙なハマり具合です。
たったこれだけなので作業時間としては1分もかからないでしょう。
息抜きにもなって、キレイにもなって、一石二鳥ですね。
ボタンやホイールは普通のマウスと同様、気になるときに適宜拭いてやります。

いかがでしょうか。
トラックボール、使ってみたくなってきたのではないでしょうか。

以前、マウスを使っていて「手首が痛い、腱鞘炎かも」と言っていた人がいました。
その人にトラックボールを勧めてみたところ、しばらくして使い始めたのですが、それ以降特に手首が辛いといった話は聞いていません。

今でもトラックボールを使っていて、マウスに戻る気配はありません!そう、もう虜なんです!!!

「新生活でマウスの使用時間が増えた!」、「新年度だし何か新しい物事を取り入れたい♪」など様々な理由にかこつけて
トラックボールに乗り換えてみてはいかがでしょうか。


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