トラックボールってご存じでしょうか。
マウスと同じ、ポインティングデバイスなのですが、形がちょっと違います。
写真をご覧いただければわかると思いますが、
本体の上面にはボタンの他にボールが乗っています。
このボールを転がすことで矢印を動かすことができるというシロモノです。
「え、マウスでいいじゃん!?」と思いますか?
いえいえ、トラックボールには、マウスにはない利点があるのです。
<利点1!>場所を取らない
マウスは本体を移動させることで矢印を移動させます。
その分動かす場所が必要になりますね。
ところが、トラックボールはその場に置いたまま、ボールだけ動かせば良いのです!
画面の端から端まで移動するときも、本体をあっちこっち移動させる必要は無いのです。
とてもスマート。
だからどんなに机が散らかっていても、トラックボール1個置く場所があれば大丈夫です。
<利点2!>下が平らでなくてもOK
マウスは平らな机の上などでないとうまく動きません。
しかも変な反射をするような机だとマウスパッドや適当な紙が必要だったりします。
ところが、トラックボールはどんな場所でも使えます。
資料であるとか、コード類が錯綜しているようなところでも、その上に置いて使うことができます。
なんなら自分のお腹の上とかキーボードの邪魔をする猫の上とかに置いても使えてしまうのです!
だからどんなに机が散らかっていても、手の届くところにトラックボールが置ければ大丈夫です。
<利点3!>うっかり矢印がずれることがない
マウスだとクリックする時にうっかり本体が動いてしまって、
意図せぬところをクリックしてしまうことはありませんか?
ところが、
トラックボールならボールから手を離せば矢印は動かないのです!
だからエクセルで複数のオブジェクトを選択したい時も、
矢印を動かして、狙ったところでボールから指を離して、クリック!とすれば確実に選択できるのです。
だから机が散らかっていてイライラしている時も…(以下略
他にも利点はありますが、
今回は3つで終わりにしておきます。
いかがでしょうか。
トラックボールの魅力、伝わったでしょうか。
まあ、利点ばかり上げると胡散臭いので、一応欠点も挙げておくとすれば
<欠点1>マウスよりは頻繁に掃除が必要
光学式マウスであればレーザー部分にホコリがたまらない限り掃除の必要はないと思います。
また、そもそもホコリはたまりにくいと思います。
トラックボールだと、レーザー部分にホコリがたまることはほぼないのですが、
ボールを支える部分にゴミがたまります。
ボールに手の脂がついてしまうためゴミが付着しやすいのか、そこそこ頻繁に掃除しないと、ボールの回転が鈍くなる気がします。
くらいでしょうか。
とはいえ一瞬で済む作業なので、
私はなんかちょっとうまくいかない時に、気分転換代わりに掃除してやっています。
私も実は1種類のトラックボールしか使ったことがないので、
あまり偉そうなことは言えませんが、
上に挙げた利点はほぼどの機種にも当てはまるのではないかと思います。
今のマウスに不満を感じていてもいなくても、
一度使ってみると新しい世界が開けると思いますよ!
※ちなみに、私の机はそんなに散らかってません。
続編を公開しました!掃除の仕方もについても書いてあるのでぜひご覧ください。
→プログラマーの神器、トラックボール(その2)